暖欒家族

リフォームの動機

Ｍ様ご家族のお住まいは、築後２５年の木造住宅です。奥様が長年愛用されているキッチンは、新築当時こそグレードの高い物でしたが、老朽化が進み、扉の開閉もしづらくなっていました。また、そこから続く和室とダイニングの冬の寒さにも悩まされていたＭ様ご夫婦。共に定年退職を迎えられた事をきっかけに、これまで以上に家族の団欒を増やしたいと、ダイニングキッチンとリビングのリフォームをご計画され、当社の相談会へお越しになりました。

改善案ご提出

老朽化したＬ型キッチンを取り替える際に、ＴＯＴＯクラッソのＡ型キッチンをご提案しました。これにより家事動線もスムーズになり、調理スペースも格段に広くなります。寒さ対策には、勝手口も含めたすべての窓にペアガラスサッシを採用。ＹＫＫａｐのエピソードを選定し、断熱性を高めました。また、リビング・ダイニング・キッチンの三箇所に床暖房を設置する事で、冬でも暖かく快適に過ごせるようになりました。

ココがポイント！

居間として利用されていた和室には段差があり、ご夫婦が気になる点のひとつでした。また、家具によって光が遮られ、全体的に暗い印象を与えていました。今回和室をリビングへと変え、ダイニングキッチンとつなげた事で段差を解消し、造付の家具があった部分には使い勝手を考えた収納スペースを造作しました。この中には、読書が趣味であるご主人の為に、多くの本が納められるスライド収納も設けました。天井にはアクセントとして化粧梁を取り付け、和のテイストを残しつつも、開放的で明るい空間を造り上げました。

お客様のご感想

リフォームでどれだけ変わるのか半信半疑でしたが、想像していた以上の仕上がりに驚きました。家族が何よりも喜んだのは、以前までの暗くて寒い室内が明るく、そしてとても暖かくなった事です。窓もペアガラスになり、結露の心配もなくなりました。キッチンは使いやすく、お手入れも簡単になり家事がはかどっています。また、妻と娘が並んでキッチンに立つ姿は、微笑ましい限りです。