いよいよ、消費税の増税が正式に決定しました。
消費税の税率は、2014年4月1日から「8%」に引き上げられます。
また、2015年10月1日からは、「10%」へとアップする予定です。
リフォーム工事や新築工事については、「引渡し時」の税率が適用されます。
したがって、2014年4月1日以降に引渡しされた工事には、8%の消費税が課されることになります。
リフォーム工事や新築工事には、「経過措置」という特別な配慮がなされていました。
これは、2013年9月30日までに契約した工事については、引渡しが2014年4月1日以降となっても、5%の消費税率を適用するというものです。
しかし、すでにこの経過措置は終了しています。
では、リフォームは増税前にもう間に合わないのかというと、そんなことはありません。
先述のとおり、2014年3月31日までに引渡しが受けられれば、消費税率は5%で済みます。
ただし、残された時間はそう長くはありません。
リフォームには、次のような期間が必要だからです。
工事の部位や内容によって、それぞれの期間に下表のような日数がかかります。
ですから、2014年3月31日までに引渡しを受けるためには、これらの期間を考慮し、余裕をもって計画を進めなければなりません。
工事部位 | 検討期間の目安 | 工事準備期間の目安 | 工事期間の目安 | |
---|---|---|---|---|
小規模 | キッチン | 40日 | 3週間 | 1~2週間 |
浴室 | 40日 | 3週間 | 4〜7日 | |
洗面 | 20日 | 1〜2週間 | 1〜2日 | |
トイレ | 20日 | 1〜2週間 | 1〜2日 | |
大規模 | 戸建全面 | 100日 | 3~4週間 | 60日(工事内容・規模により20日~4カ月) |
マンション全面 | 40日 | 3~4週間 | 45日(工事内容・規模により10日~3カ月) |
さらに、頭に入れておいたほうがよいことがひとつあります。
それは、「期限間近になれば工事が混み合う」ということです。
当然ですが、期限の2014年3月31日が迫るにつれ、消費増税前に工事を終えようと、リフォーム会社には多くのお客様からの依頼が殺到します。
そうすると、必然的に、プランや見積の検討にかけられる時間は短くなります。
リフォーム会社には、とにかく急ぎの提案が求められますし、お客様の側も、それをじっくり検討する余裕はなくなります。
つまり、どうしてもプランの質が落ちてしまう恐れがあるのです。
また、同じことが、工事そのものについても言えます。
なんとしても2014年3月31日までに工事を終えて引渡しをしなければなりませんから、工程にも無理が生じがちになります。
思わぬトラブルや天候の都合で工期が遅れてしまったら、手の打ちようがありません。
期限間近になると、それこそ、「1日2日の勝負」になる可能性も考えられます。
いらぬ失敗や後悔を避けるためにも、早め早めの行動が必要です。
それが、満足のいくリフォームへとつながります。
少しでもリフォームをお考えの方は、
今すぐハウジングプラザにご相談ください。