「デザイン重視の住まい」から「機能性・快適性重視の住まい」へ～光と風と共にくらす住まい～

リフォームの動機

築後７年の戸建てにお住まいのＴ様は、外壁に入ったクラックからの漏水にお困りでした。しかしお話をお伺いすると、収納スペースの少なさや吹き抜けの風通しの悪さなど、外部だけでなく内部にもご不満をお持ちでした。新築時はデザイン性重視で住まいづくりをしてしまったけれど、機能的で快適な住まいにリフォームしたいとのご要望でご相談を承りました。

改善案ご提出

多数のクラックが入っていた外壁は、モルタルを全て剥がしサイディングへ貼り替えました。内部は、まず吹き抜けを塞いで、その上に収納スペースを設けました。次に、内部階段は移設が必要なため、ＬＤＫ南側に玄関・ホール・収納・階段スペースを増築。元々の玄関は収納スペースへと用途を変更。収納力をアップさせつつ、家事動線がラクになるようプランニングを行いました。

ココがポイント！

以前のイメージがお気に入りだった外観はサイディングを貼ったあとに類似色で塗装しましたが、玄関周りだけは藍色で塗装をして外観にアクセントを加えました。吹き抜けは、『開放感は好きなんだけど…』とＴ様。そこでリビングの天井高を約４ｍ確保することで開放感を損なわないように施工しました。また、増築と間取り変更で収納スペースを確保すると同時に、玄関からのホールをリビング側とキッチン側の２ヶ所設けることで奥様の家事動線がラクになるようにしました。

お客様のご感想

思い描いていた『機能性・快適性重視の住まい』になり大変満足しています。リビングは吹き抜けを塞いだけれど、開放感は以前のまま！サッシを新たに設けてもらい、以前より明るく快適な空間になりました。また、収納スペースが増えて各部屋がスッキリしました。もともと吹き抜けだった所に設けた収納は子供たちの遊び場にもなっています。主人のパソコンコーナーが目の前なので、親子のコミュニケーションが増えて主人も子供たちも毎日楽しく過ごしています。なにより、外壁がキレイになって漏水の心配がなくなったことが、一番の満足。本当にありがとうございました。